*展示室企画第1弾〜報告&第2弾企画ご案内        H19.7.25 更新

*在宅医療支援展示室を訪れた方々の声をご紹介します。    
H19.3.1 更新 

*在宅医療支援展示室 内部紹介第2弾! 今後展示室を使った様々な企画を検討中、乞うご期待!
        H19.1.11 更新 
*在宅医療支援展示室がスタートして1ヵ月。多くの方が関心を寄せてくださっています。内部を一部ご紹介します。  H18.11.25 更新

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                       「在宅医療支援展示室」

病院から在宅への復帰に少しでも役立ちたい。在宅療養のヒントになれば・・そんな願いから、この空間が誕生しました。
あくまでも、私が私でいられる私の部屋、在宅医療が進んでも失いたくないのが、ホッとできる「私のための空間」です。生活用品と医療器具とが融合した家庭環境は、あなたの心を癒して、自然治癒力を引き出してくれるでしょう。

保険制度の変化、在院日数の短縮が進むなか、人々のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)への認識はさらに高まり、療養環境は入院から在宅へとシフトされつつあります。「高齢者ができる限り住み慣れた家庭や地域で療養しながら生活を送れるよう、また、身近な人に囲まれて在宅での最期を迎えることも選択できるようにする」というのが、平成18年になって明らかにされた国の方針でもあります。わが国では、家族構成の変化に伴い、「家族」の役割機能が大きく変化し、これまでにはなかった問題が出現しております。また、一方では、医療の高度化が進み、医療器材を装着して複数の治療行為を継続しながらの在宅生活が余儀なくされています。
医療や看護の知識・技術とは無縁であった家族にとって、介護は肉体的にも精神的にも大きな負担となる一方、家庭を切り盛りしなければならないという責任があります。実際に、医療器具や機材の取り扱いは、実に厄介なものです。人数も役割も限られた中で、やり繰りしながら在宅療養を続けていくことは、先が見えない不安も手伝い、家族にとって、想像以上に大きな負担となることを予想しておかなければなりません。入院をしている段階で、在宅療養についてイメージをし、今後必要とされる物品等が手配できるとすれば、どれほど心強いでしょう。

この展示室が、療養中のご本人やそのご家族のために、また、医療関係者や学生さんのためにも、在宅医療・療養支援のシミュレーションの場として活用されていくことを願っております。

                  平成18年10月吉日   在宅看護研究センター 代表 村松静子


                 


  

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