■ 旅行付添看護


   医療器材・器具を装着しながら、あるいは、容態が不安定な状態に置か
   れながらも旅行を希望する方々に対し、状況により、1〜2名付き添っ
   て参ります。この際、主治医の了解の下に、指示通りの処置・治療を、
   別途、医療行為として実施いたします。

    <ケース例>
      K氏 53歳 女性  肺癌     (医師からの紹介)

      肺癌、脳転移により、左半身不全麻痺の状態であった。病名も
      容態も医師からしっかりと説明を受け、自らの立場を覚悟した上
      で、ホスピスで過ごしていた。
      この旅行は、これまでの感謝の気持ちを皆に示したいという、本
      人のたっての願いを、姉がどうしても実現したいと、ホスピスの
      医師に相談し、当社を紹介してもらったのがきっかけとなった。

      片道1時間半ちょっとの、本人がいつも友人と使っていた、山の
      中の自然がいっぱいのお気に入りの温泉ホテルであった。

      ホスピスでは、酸素を使わなければ最近は苦しくて、長く起きて
      いられない、食事も食べたいという気持ちがなく、周りに進めら
      れて、やっとなんとか頑張って最低限の水分量を確保できていた。
      身体も思うように動けず、ポータブルトイレに移動するのが、や
      っとの状態であった。
      しかし、久しぶりに自然に囲まれ、友人・恩人・親戚が総勢10
      名以上の一団体を引き連れた緊張感からか、一部参加の予定だっ
      た宴会も、ほぼ全部出席。更に無理とあきらめていた温泉に、
      足だけでも入れようと近づいて、自分の一行の貸切状態と知り、
      今の容態なら、全身入れるというナースの判断を受け入れ、しっ
      かり全身、女性郡全員と入浴を楽しむことができた。
      夜間もリラクゼーションだけで、ほとんど呼吸苦を訴えることな
      く、楽しく、穏やかに過ごせた1泊2日の旅行だった。帰った後
      の疲れが心配されたが、それもなく、楽しい話題が1つ増えたと
      喜んでいた。


  入会金 10,000円

  旅行付添看護 105,000円(1日)

  旅費・宿泊費


 ◇  訪問看護
   付添い看護
   長時間付添い看護
   外出、外泊付添い看護
   旅行付添い看護
   遠隔地移送付添い看護

                   


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