〜山口県訪問看護ステーション協議会
      平成14年度管理者研修会  報告〜


11月16日、17日と二日間にわたって、山口県訪問看護ステーション協議会・平成14年度管理者研修会が開催された。
事前に管理者から自分の悩み・課題などのアンケートがとられていた。
看護の質、経営管理、人事管理、記録、教育、他職種との連携…等など、抱える問題は
様々であった。

スタッフにやる気を起こさせるにはどうしたらいいか…
給料の出し方をどうしたら良いか…
管理者が落ち込んだときは、どう自分を上げていったら良いか…
管理者にはフットワークが必要
求人募集をしてもなかなか人が集まらない
スタッフ同士(各ステーションの)のグループワークも必要か?
学生の指導をどうしたら良いか?(在宅実習で得るものは何もなかった…という
学生もいた。)


等等等等等………………、

      

グループワークでは、活発な話し合いが行われた。

在宅看護研究センター代表 村松からは、
管理者は孤独である、落ち込んでいては始まらない、だからこそ、このような仲
間が必要!
管理者は何をするか…私的に話し合える場・リラックスして話せる場が必要。
何でもできると思うな!今の自分でしかない、管理者は2倍努力しなければな
らない、常に自分に問いかける姿勢(足りないものはない? 癖はでていない?
…)が必要。
何事も行動化しなければ意味がない、前進していかなければ意味がない。
"理解する"と"認識する"とは違う。行動化のプロセスの学びが必要である。
スタッフの研修は、エンカウンターグループが良いのではないか?パートの方の
研修はその人の弱い部分を把握した上での研修でないと意味がない。
在宅看護は看護師がするから在宅看護ではない。家族も看護をしている。看
護師の意識の持ち方、学ぶ姿勢、責任感が重要。
基礎看護教育の見直しが必要。看護の原点は在宅である。

等々…
管理者の抱える問題に対しての助言がされた。

      

最後のまとめの中では、悩みを共有できる場所があり良かった、一歩を踏み出して
いくきっかけがつかめた等、前向きに取り組んでいきたいという話しで締めくくられた。


勝手な言い分・・・ながら、スタッフとしての率直な意見を述べさせて頂きました。
山口県出身の私としては、管理者の皆様の活気ある姿に感激しました。
協議会の団結力はすばらしい!!
みんなが手を取り合い、よりよいネットワーク作りができる事を期待して…。

                          
                                日本在宅看護システム
                                      千々松 淳子



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